泰山に挑戦
広州近辺の紹介は、ちょっと休憩をして華北の旅について紹介をしたいと思います。
今年の5月の連休を利用して廻って来ました。広州→泰安→曲阜→斉南→大同→広州の順に訪問しました。以前の西安の旅と同様に長い連載になりますが、是非楽しんでください。
時々は広州の情報も入れたいと思っています。
今回の華北の旅の訪問先として3ヶ所を上げています。 泰山、孔子廟、雲岡石窟です。
この目的に合わせて訪問先を調整しました。
それでは紹介をはじめます。今回は泰山挑戦です。
泰山は泰安市という所にあります。日本で云う金比羅さんの様な存在です。中国人の間では泰山の名前は大変に有名です。それは 『安全重于泰山』 と言う言葉で、中国の色々な工事現場でこの言葉を掲げています。安全は泰山より重いが直訳ですが、日本では 『安全第一』 になります。
この言葉から感じる文化の違いですが、中国の言葉は結果の重さを強調しています。対して日本の言葉はプロセスでの重要性を強調しています。もちろんこのズレについては、話し合う事ですぐに理解できるのですが、あらゆる場面でこの様な微妙なずれがあるので、この国で仕事をする時に相互理解の大切さを感じます。でもちょっと疲れてしまう人も出てきます。
横道に反れましたので、戻ります。
4月29日に広州から斉南まで飛行機で移動です。下の写真は斉南の空港を出た所です。でも広州の空港とそっくりなんです。中国では公共の建物の設計をほとんど同じ様なデザインにしているので、分からなくなってしまいます。この出口を出た所に斉南行きのバスが待っています。空港からの移動は、マイカーとか出迎え以外でバスを利用する人は、まず斉南のバスターミナルまで移動するのです。だから1路線しか有りません。写真を撮った後、急いでバスに乗りました。1路線のバスは満席になると出発です。飛行機の到着便のタイミングでは、待たされることになります。
空港を出た所の風景です。綺麗に整備されています。
でも、すぐに農村風の風景に変りました。
下の写真の様な景色がしばらく続きました。もう覚えていないのですが、1時間弱バスで移動をしました。今回の旅は、飛行機とホテルだけを事前に予約しましたが、後の移動は現地到着後に自分でする事にしています。だから飛行場からもバス乗り場を探して1路線しかない事も斉南に来て初めて分かりました。
徐々に街の中に来ました。最初が農村だったので心配をしましたが、斉南は山東省の省都であり、やはり大きな都市です。
下の写真はバスを降りた所です。実はバスに乗った時のテーマなのですが、バスは何処まで行くのか、途中のバス停はあるのか何も分かっていませんでした。結局は全員が1ヶ所でおりました。バスが停まって、何人かがおり始めるのですが、この時にどうも全員が降りるようだったので私も降りました。降りた所は交差点の角です。バスターミナルなんて物はどこにも見当たらないのです。
最近はこの状態でも、あせる事はありません。第一にまだ昼間ですし、兎に角目的地に今日中に到着すればよいのです。第一日目の予定は、広州→斉南→泰安の移動がメインです。
とりあえず、バスを降りた人の4分の1ぐらいの人がこっちの方向に歩き出したので、私もゆっくりですが、移動を始めました。他の客は降りた場所に出迎えがあったり、バイクタクシーなどに乗って、居なくなってしまいました。私はある程度歩いて見て、分からないようなら誰かに聞けばよいと思っています。と言う訳で余裕もあり、周りの景色を撮影しながらの移動です。
途中の市バスのバス停です。こちらのバスは窓が青くなっています。紫外線が強いのかなと思います。
400mほど歩いたら、バスターミナルに到着しました。初日から順調でいい予感です。
バスで斉南から泰安まで移動です。ガイドブックでは30分に1便とか1時間毎に1便などと紹介がありますが、一応の目安ですね。基本は満席になったら出発です。
また、またこの景色が続きます。泰安まで1時間前後(2時間だったかも)の移動です。
同じ様な景色が続きますが、高速道路での移動ですから快適です。
バスの車内です。私は基本的には一番後ろに座ります。ちょっと危険です。中国の人は大体は前から3列目とか4列目辺りに座ります。やはり前後の車との衝突や乗り心地を考えているのかなと思います。一番後ろに座るのは、旅行の荷物(デイバッグ)を席の後のスペースに置く為です。長距離の移動時に膝の上では疲れてしまうので、この様にしています。
車内は基本原則どおりに満席です。
やっと泰安市に近づいてきました。
街の雰囲気もこんな感じで、ちょっと田舎の町という感じです。
続きは次回にします。まずは泰安市に到着です。この後ちょっと事件が発生しました。
人気ブログランキングです。←よろしくお願いします。
広州近辺の紹介は、ちょっと休憩をして華北の旅について紹介をしたいと思います。
今年の5月の連休を利用して廻って来ました。広州→泰安→曲阜→斉南→大同→広州の順に訪問しました。以前の西安の旅と同様に長い連載になりますが、是非楽しんでください。
時々は広州の情報も入れたいと思っています。
今回の華北の旅の訪問先として3ヶ所を上げています。 泰山、孔子廟、雲岡石窟です。
この目的に合わせて訪問先を調整しました。
それでは紹介をはじめます。今回は泰山挑戦です。
泰山は泰安市という所にあります。日本で云う金比羅さんの様な存在です。中国人の間では泰山の名前は大変に有名です。それは 『安全重于泰山』 と言う言葉で、中国の色々な工事現場でこの言葉を掲げています。安全は泰山より重いが直訳ですが、日本では 『安全第一』 になります。
この言葉から感じる文化の違いですが、中国の言葉は結果の重さを強調しています。対して日本の言葉はプロセスでの重要性を強調しています。もちろんこのズレについては、話し合う事ですぐに理解できるのですが、あらゆる場面でこの様な微妙なずれがあるので、この国で仕事をする時に相互理解の大切さを感じます。でもちょっと疲れてしまう人も出てきます。
横道に反れましたので、戻ります。
4月29日に広州から斉南まで飛行機で移動です。下の写真は斉南の空港を出た所です。でも広州の空港とそっくりなんです。中国では公共の建物の設計をほとんど同じ様なデザインにしているので、分からなくなってしまいます。この出口を出た所に斉南行きのバスが待っています。空港からの移動は、マイカーとか出迎え以外でバスを利用する人は、まず斉南のバスターミナルまで移動するのです。だから1路線しか有りません。写真を撮った後、急いでバスに乗りました。1路線のバスは満席になると出発です。飛行機の到着便のタイミングでは、待たされることになります。
空港を出た所の風景です。綺麗に整備されています。
でも、すぐに農村風の風景に変りました。
下の写真の様な景色がしばらく続きました。もう覚えていないのですが、1時間弱バスで移動をしました。今回の旅は、飛行機とホテルだけを事前に予約しましたが、後の移動は現地到着後に自分でする事にしています。だから飛行場からもバス乗り場を探して1路線しかない事も斉南に来て初めて分かりました。
徐々に街の中に来ました。最初が農村だったので心配をしましたが、斉南は山東省の省都であり、やはり大きな都市です。
下の写真はバスを降りた所です。実はバスに乗った時のテーマなのですが、バスは何処まで行くのか、途中のバス停はあるのか何も分かっていませんでした。結局は全員が1ヶ所でおりました。バスが停まって、何人かがおり始めるのですが、この時にどうも全員が降りるようだったので私も降りました。降りた所は交差点の角です。バスターミナルなんて物はどこにも見当たらないのです。
最近はこの状態でも、あせる事はありません。第一にまだ昼間ですし、兎に角目的地に今日中に到着すればよいのです。第一日目の予定は、広州→斉南→泰安の移動がメインです。
とりあえず、バスを降りた人の4分の1ぐらいの人がこっちの方向に歩き出したので、私もゆっくりですが、移動を始めました。他の客は降りた場所に出迎えがあったり、バイクタクシーなどに乗って、居なくなってしまいました。私はある程度歩いて見て、分からないようなら誰かに聞けばよいと思っています。と言う訳で余裕もあり、周りの景色を撮影しながらの移動です。
途中の市バスのバス停です。こちらのバスは窓が青くなっています。紫外線が強いのかなと思います。
400mほど歩いたら、バスターミナルに到着しました。初日から順調でいい予感です。
バスで斉南から泰安まで移動です。ガイドブックでは30分に1便とか1時間毎に1便などと紹介がありますが、一応の目安ですね。基本は満席になったら出発です。
また、またこの景色が続きます。泰安まで1時間前後(2時間だったかも)の移動です。
同じ様な景色が続きますが、高速道路での移動ですから快適です。
バスの車内です。私は基本的には一番後ろに座ります。ちょっと危険です。中国の人は大体は前から3列目とか4列目辺りに座ります。やはり前後の車との衝突や乗り心地を考えているのかなと思います。一番後ろに座るのは、旅行の荷物(デイバッグ)を席の後のスペースに置く為です。長距離の移動時に膝の上では疲れてしまうので、この様にしています。
車内は基本原則どおりに満席です。
やっと泰安市に近づいてきました。
街の雰囲気もこんな感じで、ちょっと田舎の町という感じです。
続きは次回にします。まずは泰安市に到着です。この後ちょっと事件が発生しました。
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by tyuugokutaikenn
| 2007-09-16 05:53
| 泰山挑戦